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2017-09-20

【2017年9月】「季節の変わり目 養生食」の巻き

「季節の変わり目 養生食」の巻き

9月に入って一気に秋らしい日が多くなりましたね。しかしまだまだ日中は暑く、朝晩との寒暖差が激しくなっています。陰陽五行説では季節の変わり目を「土用」と言い、立春、立夏、立秋、立冬の前18日間のことを指します。 2017年の夏土用は7月19日~8月6日で、この時期にうなぎを食べられた方も多いと思いますが、これを旧暦に当てはめると9月9日~9月25日が夏土用になります。夏の暑さが少し和らいで「季節の変わり目」と言われる時期に ちょうど重なりますね。
土用は「次の季節を元氣に迎えるために養生する期間」だと言われます。特に夏から秋にかけての「夏土用」の時期は、夏場に冷たいものをたくさん食べて疲れた胃腸のトラブルが起こりやすい時期になります。 味覚の秋を迎え、美味しいものを満喫するためにも、この時期にしっかりと胃腸をケアしておきましょう。
土用の時期のキーカラーは「黄色」。黄色は栄養学的には炭水化物を表す色で、米、イモ類(じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、さといも等)、豆類、栗、バナナ等、消化が良くて胃腸を負担の少ない食材がオススメです。
トラブルが起こりやすい時期だからこそ、いつも以上に食事に気を付け、元氣に秋を迎えましょう♪

管理栄養士トミーのアドバイス管理栄養士トミーのアドバイス

季節の変わり目の養生方法

①黄色いものを食べる

適度に甘味がある炭水化物源の食材
★米、イモ類(じゃがいも、さつまいも、さといも等)、豆類、栗、バナナ…等

②よく噛んで食べる

しっかり噛むことにより、だ液が出て消化を助け、胃腸の働きを助けてくれます。
一口30回以上を目安に、食材の甘味を感じるまで噛みましょう。

③思い悩むのをやめる

胃腸は思い悩んだりストレスを感じたり、怒るという感情に敏感に反応します。
ついつい思い悩んでしまうこともありますが、時には開き直りも必要。
おしゃべりやショッピング等、意識して気分転換を心掛けましょう。

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