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2017-08-20

【2017年8月】「夏の台所管理術」の巻き

「夏の台所管理術」の巻き

夏場に「食材や食べ残しの料理を腐らせてしまってもったいない!」という経験、心当たりがある人も少なくないのではないでしょうか?実は、夏場は一年で最も家庭からのごみ量が多い季節です。 理由としては、夏場は食材が腐りやすく廃棄量が増えること。また夏場は水分の多い野菜や果物が多く、そのためにごみの嵩が増えてしまいます。 実は、生ごみの70?80%は水分で、ごみの嫌な臭いはごみに含まれる水分が原因で発生します。つまり、生ごみの水分をしっかりと切るだけでも悪臭防止に、そしてごみの削減に繋がります。水切りネットやザルなどを上手に活用しましょう。

また、そもそも食材を腐らせないためには、まとめ買いは避けて、その時必要な分だけを小まめに買うようにしたいですね。しかし「忙しくて小まめにスーパーに行けない!」という方は、腐る前に食材を調理するクセを身に付けましょう。 酢、しょうゆ、酒、塩、油…等、調味料に浸すだけでも食材の保存性はぐっとアップします。また、梅干し、大葉、みょうが、スパイス等、殺菌作用のある食材と一緒に調理するのも、料理を腐りにくくする知恵です。

まだまだ暑い日は続きます。「もったいない精神」を忘れず、夏場の台所仕事を楽しく工夫していきましょう♪

管理栄養士トミーのアドバイス管理栄養士トミーのアドバイス

食材長持ち☆調理の工夫

■漬けるだけでOK☆

①酢:きゅうり、ナス、トマトなどを甘酢に漬けてピクルスに!
②しょうゆ:野菜や薬味を刻んで漬ければ○○しょうゆの完成!
 冷奴にかけると美味。
③酒:果物は洋酒に漬けるとフルーツ酒に。お菓子作りにもオススメ!
④塩:塩漬けした肉は、茹でたり、燻製に活用!
⑤油:さっと無水調理して漬けてコンフィーに!

■一緒に調理すると保存性アップ☆

①梅干し:梅肉和え、梅煮…等
②大葉、みょうが(薬味):和え物…等
③スパイス:焼き物、カレー…等

夏の台所管理術!おすすめレシピ

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