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ロイヤルクイーンレシピ特集

旬の食材 タイ

タイの出回り時期

タイ

上手な選び方

目が澄んでいるもの。体長40~50㎝、2kg前後のものが最も美味しい。切り身の場合、天然物は透明感があり白っぽいのに対し、養殖物は濁っている。刺身用は赤みが鮮やかで透明感があり、光沢のあるものが新鮮。

保存方法

「腐っても鯛」という慣用句があるように、鯛は旨み成分『イノシン酸』のはたらきにより、数日おいても味が落ちにくいといわれています。うろこ・内臓を除いて水洗いしたあと、水気をきれいにふき取り、ぴったりとラップをして肉・魚専用室かチルド室に入れておきましょう。

豆知識

真鯛の場合、産卵前の身が充実しているものは「桜鯛」とよばれ、極上品。産卵後(6月頃)は味が落ちるので、「落ち鯛」とも呼ばれている。

管理栄養士・中沢るみ先生の栄養コメント

高タンパク質・低脂肪で消化の良い鯛は、お年寄りや胃腸が弱っている方にもオススメの栄養源です。味が淡白なわりに美味しいのは、旨み成分『グルタミン酸』や『イノシン酸』を多く含みアミノ酸のバランスが良い為です。また『タウリン』も多く含まれ、肝臓の強化や動脈硬化・高血圧の予防にも役立ちます。
その他にも【捨てるところのない魚】と言われている鯛は頭も食べ応えがあり、特に目玉周辺のゼラチン質には『コラーゲン』が多く美肌にも効果が期待出来ます。