「記憶力アップ」の巻き
「あれをあれしてこれして…」「あれよあれ」「あれ、あれってなんだっけ…?」
『あれ』という言葉を最近瀕用するようになった方、なかなか物事が思い出せなくて記憶力に自信がなくなってきた方。「もう歳だから…」とあきらめてはいませんか?
記憶に関係するのは、脳の中心部にある「海馬」という臓器であることは有名ですよね。脳は加齢とともにどんどん衰えていくと思われがちですが、実は記憶力に関係する海馬は、生涯にわたり再生されることが分かっています。筋肉が運動によって太くなるように、海馬の脳神経も運動によって発達し、脳の神経そのものが増えるというのです。これは嬉しい朗報ですよね!
海馬の鍛え方はさまざまです。例えば①ジョギング、②速読、③脳トレゲーム、④食事…等。①のジョギングは、ランニングよりもスローペースで、早歩き程度(心拍数でいうと1分間90~100)の運動を1日10分。たったこれだけを2週間続ければ脳神経が増え、6週間で脳機能が向上することが分かっています。また④の食事は、脳機能に加え、脳自体の質にも関わるもの。特に海馬の形成には必須ミネラルである「亜鉛」が重要ですが、現代食では不足しがち。記憶力アップのための食事のポイントは以下に示してありますので、ぜひ、できることから継続して毎日の食事に取り入れていきましょう!記憶力アップで目指せ、脳のアンチエイジング!!!
『あれ』という言葉を最近瀕用するようになった方、なかなか物事が思い出せなくて記憶力に自信がなくなってきた方。「もう歳だから…」とあきらめてはいませんか?
記憶に関係するのは、脳の中心部にある「海馬」という臓器であることは有名ですよね。脳は加齢とともにどんどん衰えていくと思われがちですが、実は記憶力に関係する海馬は、生涯にわたり再生されることが分かっています。筋肉が運動によって太くなるように、海馬の脳神経も運動によって発達し、脳の神経そのものが増えるというのです。これは嬉しい朗報ですよね!
海馬の鍛え方はさまざまです。例えば①ジョギング、②速読、③脳トレゲーム、④食事…等。①のジョギングは、ランニングよりもスローペースで、早歩き程度(心拍数でいうと1分間90~100)の運動を1日10分。たったこれだけを2週間続ければ脳神経が増え、6週間で脳機能が向上することが分かっています。また④の食事は、脳機能に加え、脳自体の質にも関わるもの。特に海馬の形成には必須ミネラルである「亜鉛」が重要ですが、現代食では不足しがち。記憶力アップのための食事のポイントは以下に示してありますので、ぜひ、できることから継続して毎日の食事に取り入れていきましょう!記憶力アップで目指せ、脳のアンチエイジング!!!
管理栄養士トミーのアドバイス
記憶力アップのために欠かせない栄養素
①亜鉛
・記憶力に重要な臓器「海馬」の形成に必要。・外食、加工食品中心の食生活では不足しがち。
★牡蠣、ホタテ、あさり、レバー、牛もも肉等
②DHA・EPA
・青魚の脂。・脳神経の発育・維持に重要。
★青魚(イワシ、サバ、ブリ、サンマ、マグロ等)
③レシチン
・脳の40%を構成し、脳のビタミンとも呼ばれる。・脳の伝達物質の主成分となる。
★大豆製品、穀類、卵黄、ピーナッツ等
④炭水化物
・脳にとっての唯一のエネルギー源になる。・砂糖・お菓子のような甘くない炭水化物が、脳への持続的なエネルギーとなる。
★米、雑穀、麺、パン、イモ類、バナナ等